パリに戻ってきました。

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パリに戻ってきました。
変わり変わりゆくモノは時間が決めるものなのかと思いました。

ボンコアンをがっつりと開けて感じたこと。
恵まれているということ。
遠くから、近くからお客様がこられて、何かモノをみつけて、それを買ってくださるということ。
もうそれは嬉しい。ご来店くださり、本当にありがとうございました。
僕も嬉しかったですが、何よりあの台形のお店が喜んだがやないでしょうか。

✴︎

通った歯医者さんの近くに喫茶店があるのをみつけた。
朝一の歯医者を済まし、そこでちょっと遅いモーニング食べるのがお約束。
その店主であるおばあちゃんに自分はパリからきていると伝えたら、
「そらああんた、幸せもんやねえ。」と言われた。
そのあとも何回も会話の中で言われた。
「そらー幸せや」

「パリで生まれたんですか、すごいですね」と、言われることが多々ある。
すごくない。パリで生まれただけだ。そんなフランス語もしゃべれん。
でもおばあちゃんから、幾度も「なかなかできんことで、幸せで。」
と言われて、僕はふと思った。

あ、これは幸せなのかもしれない。

境遇は、しばしば融通のきかない時がある。
風の方向は決められない。
雲が流れる速さも変えられない。
と同時に、僕が生きてきた時間や場所は変えられない。
ここに自分がいるということは、そこに時間があるということだ。
なんで自分がここにおるか分からんけど、それは風も雲も知る訳がない。
知る術もないことは知っても無駄である。
なら知ろうと思う。色々と。愛し方とか。

ここから眺める窓はきっとそっちに繋がっている。
思い、思われ、幸せもんです。

凡そ


10.29.2017松村岳





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by boncoin | 2017-10-29 14:16 | 暮らしの事 | Comments(0)