ボンコアンの前の通りを西にちょっと行ったところに良心市がある。
ぼやっと今日は立ち止まって見た。
きし豆茶を買うてみる。250円。
がま口を開けて小銭を数える。
「あいあい。」おばあちゃんが近づいてくる。
「足りんがかね?」「いや、あります。お金ってここにいれたらええが?」
「そう。ありがとうございました。別に知らん人やけんど。あはは、私は大根買いにきた。あきゅうりも買お」
大根ときゅうりが確かにあった。50円と30円。80円。
おばあちゃんの手元には70円と1000円札。
「これ使うてください。」と10円差し出すと、「いかん。それはいかん。私は昔の人間やき。」
「関係ないちや!」「いかんいかん」
と言うたかと思うとすぐ背を向けてあそこの焼き鳥屋へお金を崩しにいった。

昔の人間とブツブツいいながら自転車で帰る。
雨上がりの18時前。

凡そ。

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ここ最近は梅雨というものに世の中は濡れている訳ですが、
なんのその、フランスの今頃はカラッと運動会をしちゃうくらいの日差しがあったりするのです。
でももし自分が日本で生まれていたら梅雨の真中に生まれたということになる。
果たして自分の中に梅雨は染みるのだろうか。
ボンコアンの頭は、雨音を強く叩きます。

6月はボンコアン、お休みをいただきます。
7月に、ポツポツと僕(岳)がお店を開けようと考えていますのでよろしくおねがいします。
月末になると思いますが、営業日が決まり次第また追ってお知らせします。

こういう日々には音楽がいる。
雨で動けん分、耳らあは動きとうてムズムズする。
梅雨はいずれ忘れたように消えて波よせて夏。
今頃夏はたばこを吸いゆう。ヘビースモーカー小夏。

先日かぼちゃの煮付けを作りました。
つゆが甘かったです。

凡そ。

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写真はポルトガルのカフェで撮ったおばあちゃんです。

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5月もボンコアンへお越しいただきましてありがとうございました。
新芽さまも来られたとの報せは、嬉しい限りでした。
6月からの営業日は、また追ってお知らせします。

最近陽はさんさんと照っているのに、地上はヒヤリと冷たいです。
その訳をポカンと考えてみたのですが、自分がそう感じるのは木陰や街影の中にいることが多いからでした。
陽に直接当たったら、あついあつい。

生い繁る 梢の蛍 いきしつつ

凡そ



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遅れましたが、5月も少しだけお店を開けることになりましたのでお知らせします。
営業日は
13(日)15(火)16(水)20(日)
の4日間です。お店番は毎度おなじみの父、松村達志です。
初夏の兆しが漂ってます。よろしくおねがいします。

先日、蚤の市で19世紀後半の藍染の生地でできた羽織のようなものを買いました。(服の名称は追って図書館で調べます)
綻びだらけなそれを手にとってしばらく吟味していると、売り手のおばあちゃんが、「これだけでdocumentaireよね」とボソリと言いました。
この言葉が僕をとらえました。生地も形も縫い目もドキュメンタリー。

家に持ち帰って、またしばらく眺める。
ふと、頭の中で石内都のmother'sを思い浮かべて、そして同時に「ドキュメンタリー」という言葉の味を、より膨らませることができたと考えています。

初夏のボンコアンもよろしくおねがいします。

ドキュメンタルな凡そ


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